実践者が語る英語イマージョンの魅力やメリット、学習を継続させるコツ
Jan 25, 2025読了目安時間:10分
英語イマージョンを実践している人に、実際どんなものかリアルな声を聞いてみたい!
英語イマージョン学習に興味はあるものの、実際どんな感じなのか気になる人も多いと思います。今回は、CHADSのプロダクトで英語イマージョン学習に取り組んでいるEriさんに、英語イマージョンの魅力やメリット、継続のコツなどについて伺いました。ぜひ参考にして、英語イマージョンにトライしてみてください。
目次
- 英語イマージョン学習を始めたきっかけとその魅力
- 英語イマージョン学習のメリット
- 英語イマージョンによって得られた効果や変化
- 英語イマージョン学習を継続するコツ
- 英語イマージョン学習に挑戦する人へのアドバイス
- Eriさんが取り組んだCHADSの英語イマージョンヒストリー
英語イマージョン学習を始めたきっかけとその魅力
ー自己紹介と英語イマージョンを始めたきっかけ、イマージョンの魅力についてを教えてください。
Eriと申します。英語イマージョン学習歴は約1年です。学校を卒業してからは専門職に従事し、英語とはほとんど縁のない生活を送っていましたが、約3年前、日本語が堪能な外国人の陶芸作家の方に出会い、お互いの文化について話し合う中で自然と友情を育むことができました。この出会いがきっかけとなり、もっといろいろな事を話してみたいと、言語習得が私の夢になりました。
英語学習の方法としてまず思い浮かんだのは、学校の受験勉強です。しかし、学生時代の英語学習は得意ではなかったこともあり、今から同じ方法で勉強し直す事を想像すると気が滅入ってしまいました。そこで、自分の英語学習の最終的な目標を見直したところ、私にとって大切だったのは、外国の方との交流を通じて英語で会話ができるようになることでした。その目標に合った勉強方法を探す中で、YouTubeの「ニック兄さん」の存在を知り、英語イマージョン学習法に出会ったのがきっかけです。
そして、英語イマージョン学習に挑戦しようと思った最大の理由は、英語を言語として学ぶだけでなく、欧米文化に触れながら自然な形で習得できる点に大きな魅力を感じたからです。また、CHADSで英語イマージョン学習に取り組もうと決めたのは、講師(CHADSチーム)への信頼です。英語学習には近道がなく、努力が必要だという現実を最初から率直に伝えてくれる姿勢に、誠実さを感じたのと、各教材の分かりやすさも魅力でした。
英語イマージョン学習のメリット
ー英語イマージョン学習は他の英語学習に比べて、どんなメリットがあると思いますか?
英語イマージョン学習のメリットは、これまでの英語学習に比べてインプットの時間が圧倒的に増えることで英語に対する耳が慣れ、英語を特別なものと意識しなくなる点です。英語を特別視すると、その敷居が高く感じられ、私の場合、英語でコミュニケーションを取れる機会があっても緊張してしまい、その状況を避けてしまうことがありました。しかし、英語のインプット量が増えたことで、英語が日常の一部のように感じられ、外国の文化や人々と触れ合う時間を楽しみたいと思えるようになりました。これによって学習のモチベーションが高まり、「学習しなければならない」という義務感が、「もっと知りたい、学びたい」という自主的な意欲に変わりました。これが他の学習法との大きな違いだと感じています。
英語イマージョンによって得られた効果や変化
ー実際に英語イマージョンを実践して、始める前と比べて変化はありましたか?
英語イマージョンを始めた当初、私は超初心者に近いレベルでした。最初は『Peppa Pig』のような子供向けの番組を繰り返し視聴しましたが、分からない単語や文脈が多く、気持ちが落ち込むこともありました。それでも学習を続けるうちに、ある瞬間に内容が自然と頭に入ってくる感覚を味わいました。英語を聞いてそのまま理解できるという不思議な感覚を体験し、イマージョン学習法の効果を実感しました。
その後は少しずつ動画の幅を広げ、子供向け番組だけでなく、興味のある内容をバランスよく楽しむようになりました。以前は街中で外国の方が困っている場面に出くわしたり、英語で話す機会があっても自信がなく、積極的に関わることができませんでしたが、今では英語に耳が慣れ、自然にその場に向き合えるようになりました。完璧に言葉を理解できなくても、相手の伝えたいことを汲み取ろうという気持ちが前向きな姿勢につながっていると感じています。
英語イマージョン学習を継続するコツ
ー英語イマージョンを実践する中で、ご自身で発見した学習のコツはありますか? また、学習の課題などがあれば教えてください。
1日の中で必ず英語に触れる機会を作る
学習を続ける上で意識していることは、忙しい日でも、英語から完全に離れないことですね。どんなに短い時間でも、1日1回は必ず英語に触れる機会を作り、その日にできる範囲でイマージョン学習を実践しています。
「できていること」に目を向ける
直面した課題の一つは、興味のある動画と自分の英語レベルに合った動画の間にギャップがあることです。レベルに合わない動画を見ていると、ほとんど聞き取れず、英語学習が進んでいないように感じて落ち込むこともありますが、初心者向けの動画に戻ると、以前より確実に聞き取れる部分が増えていることが分かります。この「できていること」に目を向け、ポジティブなフィードバックを自分に与えるようにすることも、学習意欲を保ちながら進めていけるコツかもしれません。
仲間と一緒に英語イマージョンに取り組む
私は、CHADSのイマージョンクラブにも参加しているのですが、このオンラインコミュニティは、英語学習の孤独感を解消する場所になっています。英語習得や欧米文化に興味を持つ人たちと集まることで、安心感を得るだけでなく、互いに励まし合える環境が魅力的です。また、CHADSチームが英語学習者の立場に寄り添いながら試行錯誤してコンテンツを提供してくれるのと、温かいコミュニティの場を作ってくれるので、このような場所で学べることはありがたいですね。
英語イマージョンについて相談できる環境をつくる
英語イマージョンは、これまでの一般的な英語学習とは違うため、途中で学習方法について疑問が浮かぶこともありますが、イマージョンクラブでは、月に2回、ライブコール(オンライン会議)があり、講師に直接相談できるので役立っています。ライブコールでは、言語学習の理論を学べるので、「この方法で続ければ大丈夫」と確信を持つことができますし、ソーシャルダイナミクスの解説では、現地での実体験を基に文化について学べるため、非常に楽しいです。
また、ライブコール内では発音練習もできるのですが、当初、初級者の私はまだアウトプットをしていないため発音練習が早すぎるのではないかと思っていました。ですが「発音練習は英語を聞き取れるようになるためにも重要」という説明を受けて、学び方の幅が広がりました。こうした理論に基づいた勉強法を教えてもらえる点が非常に役立っています。このコミュニティはずっと続いてほしいですね。
英語イマージョン学習に挑戦する人へのアドバイス
ーこれから英語イマージョン学習に挑戦したいと思っている方に向けて、何かアドバイスはありますか?
講師のニックさんが「水を飲みたいなら、まずコップに水を入れなければならない」と話していたことが、今でも印象に残っています。この言葉の本当の意味を、英語イマージョン学習を1年間続けたことでようやく実感しました。英語が好きで欧米文化に興味がある方には、英語の環境に身を置いて、言語習得を楽しみながら進めることができるこの学習法をぜひおすすめしたいです。焦らず、少しずつ続けていくことで、きっと英語が今よりもっと身近に感じられる日が来ると思います。
Eriさんが取り組んだCHADSの英語イマージョンヒストリー
- 1:Immersion Q&A Video
CHADSプロダクトで最初に選んだこの動画では、日本人が質問する形式でイマージョン学習法を紹介していて、久しぶりに英語に触れる上でとても安心感がありました。 - 2:旧ファウンデーションズ(現:ファウンデーションズ re:mix | 英語習得の新常識)
- 3:スパルタ イマージョン | 近道に頼らない「攻め」の英語ブートキャンプ
学習方法をしっかり学ぶためにまずはファウンデーションズを受講し、最終的には集中的に学べるスパルタイマージョンに進むことで学びを深めました。 - 4:CHADS イマージョンネットワーク|英語イマージョンクラブ(継続中)
クラブ内にあるイマージョン動画も、さまざまな価値観や共通の悩み、文化の違いを学べるので、毎回非常に興味深く視聴しています。新しい動画が増えるたびに、新しい発見があります。
まとめ
英語学習に再度挑戦する上で、目標を「外国の方との交流を通じて英語で会話ができるようになること」と改めて設定し直したEriさん。それによって、これまでの一般的な学習スタイルから、欧米文化を学びながらリアルな英語にたくさん触れ、焦らずじっくりと学習していくスタイルへと変化した様子がとても印象的でした。
みなさんが英語を習得したい本当の理由は何でしょうか。みなさんの英語習得の旅をいつも応援しています。
CHADSとは
私たちCHADSは、英語コミュニケーション習得ツールを提供するスタートアップ企業であり、第二言語として英語を習得のために必要な取り組み方を解説したビデオ学習コースや効率的な学習法を提供しています。
私たちのアプローチは、
- イマージョン(英語のインプット法)
- アウトプットのキャリブレーション(インプットとアウトプットのバランス)
- ソーシャルダイナミクス(英語を使ったコミュニケーション法)
の3つの柱に基づいています。
私たちは英語が自分の思い描く生活のための効果的で実用的なツールとなるように、学問の枠を超えて言語を理解することを中心に取り組みます。